お電話でのお問い合わせ

03-6745-0044

9:00-17:00/土·日·祝日除く

事例イメージ画像

【トピック】2026年の台湾は旅行熱が加速!?今から話題の2026年祝日カレンダー


  • 訪日前

2026年 台湾の祝日カレンダー発表!3日連続休暇は過去最多の9回

台湾の2026年の祝日(国定休日)と、2025年下半期の祝日カレンダーの修正版が、2025年6月に行政院人事行政総処から発表されました。この変更により、これまでの年間11日だった祝日が5日増え、日本と同じ年間16日になります。

 

<新たに追加される祝日>
  5月1日 労働節(メーデー)
  9月28日 教師節
10月25日 光復節
12月25日 行憲記念日

 

新たに追加される祝日のうち、2025年9月28日の教師節から適用される見通しとのことで、発表から実施までわずか約3か月という、日本の常識では考えられないスピード感に驚かされますが、この決定は「台湾は休日が少ない」という長年の声に応える形で実現しました。政府が祝日を増やす検討を進めていた中でのこの方針転換は、国民のワークライフバランス改善や観光業の活性化に繋がると期待されています。

 

2025年下半期に祝日が増えたことにより、2026年の台湾の休日は過去最多の120日となります。3日以上の連休も過去最多の9回となり、旅行への期待がかつてないほど高まっています。台湾の「Yahoo! 奇摩」では、すでに旅行カテゴリーのトップに2026年の旅行計画を促す記事が掲載されており、この話題への注目度の高さがうかがえます。

 

Yahootaiwan_旅行カテゴリ画像

(日本語訳)
【2026年イベントカレンダー完全攻略ガイド】
旧正月は9連休、新たに祝日5日追加 有給休暇を駆使して連休を伸ばすテクニックを一挙公開!

2025年ももう半分以上過ぎました。来年どこに遊びに行くかもう考えましたか?さあ、2026年のカレンダーを開いて、2026年の連休旅行の計画を立てましょう!2026年は現在、新たに5つの祝日が追加され、合計9回の連休があり、年間を通して振替出勤はありません。2026年にもっと旅行を計画してしっかりリラックスできるように、有給休暇の賢い使い方を一緒に見てみましょう!

 

インバウンド施策に役立つ2026年台湾祝日カレンダー

それでは早速2026年台湾の祝日カレンダーをご紹介します。最も目を引くのは、やはり2月中旬の旧正月(春節)の9連休です。この時期の台湾は旅行や帰省などで賑わいます。
一方で7月と8月には祝日がありません。日本企業のようなお盆休みのようなまとまった休みを取る習慣もありません。企業によっては独自に夏季休暇を設けるケースもありますが、まれなケースです。

 

2026年台湾カレンダー

 

ここからは台湾の主な祝日と過ごし方など習慣も交えて紹介します。

 

■2026年1月1日 中華民国開国記念日
西暦の元日。大晦日は台北101で花火が上がったりカウントダウンイベントが開催されます。
台湾の若者の間で人気の「夜唱(カラオケ)」で年越しをする人たちもいます。
台湾では日本のような長期の連休はありませんが1月2日の金曜日を休みにして4連休とする人が多くなる見込みです。

 

■2026年2月14日~2月22日 春節
2026年祝日カレンダーでも一番目立つのが春節(旧正月)。台湾の最大の大型連休で、多くの人が帰省して家族と過ごしたり旅行に出かけます。2月16日が旧暦の大晦日、2月17日が旧暦の元日ですが、2026年は前後の週末とつなげると最大9連休となり訪日台湾人が増えるタイミングの一つです。

 

■2026年2月28日 二二八和平記念日
1947年に発生した政府の武力弾圧によって多くの市民が犠牲となった「二二八事件」の犠牲者を悼む日。
2026年は振替休日で2月27日が祝日。


2026年4月3日 児童節(こどもの日)
2026年4月4日 清明節(墓参りの日)
2026年は児童節と清明節を合わせて2026年4月3日~6日まで4連休となります。
児童節では学校からプレゼントが用意されたり特別行事が行われることもあり、子供たちにとって特別な一日です。

 

■2026年5月1日 労働節(メーデー)
2025年に新たに追加された祝日。これまで祝日対象外であった公務員・教員含めた全国民に適用されることになりました。大都市ではデモ行進が行われることもあります。

 

■2026年6月20日 端午節
旧暦5月5日に祝う伝統的な祝祭日。各地でドラゴンボートレースが開催され、ちまきを食べる習慣があります。6月19日が振替休日となり、3連休となります。

 

■2026年9月26日 中秋節
旧暦8月15日。春節、端午節と合わせて台湾三大節句の一つ。月餅を贈り合ったり、バーベキューをしながら月見を楽しむ習慣があります。

 

■2025年9月28日 教師節
2025年に新たに追加された祝日。孔子の誕生日を記念し、各地の孔子廟で祭典が開かれます。9月25日が中秋節の振替休日とつづけて4連休となります。

 

■2026年10月10日 国慶日
中華民国成立の発端となった日で最も重要な国家記念日。各地でパレードや花火などのイベントが開かれます。10月9日が振替休日となり、3連休となります。

 

■2026年10月25日 光復節
2025年に新たに追加された祝日。日本による台湾統治が終了し台湾が中華民国に復帰したことを記念する日です。台湾各地で記念式典などの行事が行われます。


2026年12月25日 行憲記念日(憲法記念日)
2025年に新たに追加された祝日。「中華民国憲法」が施行されたことを記念する日。週休二日制の導入などが理由で祝日から外された過去がありましたが、2025年に再び祝日として復活しました。

 

まとめ

台湾の祝日の多くは旧暦に基づいており、特に春節のような主要な祝日は毎年日付が変わります。また、2025年のように法律改正によって祝日が増えたり、対象者が変更されたりすることもあるため、祝日の発表は常に大きな話題となります。
今回の変更により台湾の年間祝日は日本と同じ16日になります。旅行熱がかつてないほど高まっている台湾が、来年どんな盛り上がりを見せるのか、今から楽しみです。

 

 

お問い合わせ・資料はこちら