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【訪日外国人数 推移まとめ】2024年7月の訪日外客数、41.9%増の329万2千人


日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日外客数のトピックを、わかりやすくまとめました。
本記事で使用しているDiGJAPAN!マーケティングチーム作成のグラフは、資料等に自由にご利用ください。

2024年7月訪日外客数 概要

日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日外客数(推計値)によると、 7月の訪日外客数は、前年同月比では 41.9%増の329万2千人となり、2019年同月比では 10.1%増となりました。2019年同月の299万9千人を約30万人上回り、2か月連続で単月として過去最高を記録しました。また、7 月までの累計では2,106万9千人となり、過去最速で年間訪日外客数2,000万人を突破しました。

2024年7月訪日外客数推移

 

東アジアや欧州など学校休暇により訪日需要の高まりがみられた市場が前月から大きく拡大しました。また、引き続き、東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで訪日外客数が増加したことが、7月の訪日外客数押し上げ要因となった模様です。

 

 

 

2024年7月訪日外客数 市場別

市場別では、19市場(韓国、台湾、香港、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)において 7月期として過去最高を記録しました。ほか、香港、メキシコでは単月過去最高を更新しました。

 

2024年7月訪日外客数シェア

 

 

 

 

韓国

2024年7月の韓国からの訪日外客数は、前年同月比20.9%増の75万7,700人を記録。

日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便、スクールホリデー(韓国の学校休暇期間7月中旬から8月中旬)等の影響もあり、訪日外客数は7月として過去最高を記録しました。また、済州~成田間の復便、仁川~関西間の増便、仁川~那覇間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っている。なお、仁川~旭川間などでチャーター便の運航もされました。

 

 

 

 

中国

2024年7月の中国からの訪日外客数は、前年同月比147.8%増の77万6,500人を記録。

中国の水際規制緩和(※)、地方路線を含む増便、スクールホリデー等の影響もあり、訪日外客数は前年同月を上回りました。
また、上海~鹿児島間の復便、深セン~成田間の増便、上海~福岡間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っています。クルーズ船は那覇港、博多港、佐世保港などの寄港がありました。
※2023年8月9日まで中国文化旅游部より日本行き団体旅行・パッケージツアー商品の販売禁止措置が継続されていました。

 

 

台湾

2024年7月の台湾からの訪日外客数は、前年同月比35.4%増の57万1,700人、7月として過去最高を記録。

7月下旬に台湾に上陸した台風による航空便やクルーズ船への影響が一部あったものの、日本各地へのチャーター便を含む地方路地域別訪日旅行市場の概況6線の増便、スクールホリデー(台湾の学校休暇期間7月から8月)等の影響もあり、訪日外客数は大きく伸長しました。台北桃園~関西間の増便、台北桃園~那覇間の増便、高雄~成田間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っています。なお、台中~中部間、台中~成田間などでチャーター便の運航もしました。クルーズ船は、那覇港、石垣港、鹿児島港などに寄港がありました。

 

 

タイ

2024年7月のタイからの訪日外客数は、前年同月比7.8%増の5万3,500人を記録。

査証免除措置による訪中旅行への人気の高まり、消費者購買力の低下等の影響があるものの、直行便数の増加等の影響もあり、訪日外客数は前年同月を上回りました。またバンコク~成田間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回りました。

 

 

アメリカ

2024年7月のアメリカ(米国)からの訪日外客数は、前年同月比26.3%増の25万1,200人を記録。

直行便数の増加、スクールホリデー(6月後半から7月)等の影響もあり、訪日外客数は7月として過去最高値となりました。2024年5月のグアム~羽田間の新規就航などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っています。また、クルーズ船は、鹿児島港、函館港などに寄港がありました。

 

 

 

 

その他の市場や、詳細については以下のリンクから日本政府観光局(JNTO)の報道発表資料(PDF)をご参照ください。

 

<関連リンク>
訪日外客統計 [出典:日本政府観光局(JNTO)]

 

本記事で使用しているDiGJAPAN!マーケティングチーム作成のグラフは、ご自由にご利用ください。ご不明点等がございましたら、以下のお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

 

 

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