特別インタビュー!訪日外国人観光客にとっての桜って?
訪日外国人にとっての桜について、台湾・韓国・タイ・アメリカ出身のエディタにインタビューしてみました。
■あなたの国の人にとって日本の桜はどんな存在ですか?
台湾担当 ソウ:
日本の美しい景色のひとつ。日本といえば“桜”という日本のシンボルでもあります。
韓国担当 キム:
韓国にも同じく桜がありますが、日本は商品が桜パッケージになったりと、独特な桜の楽しみ方があって面白く感じます。
タイ担当 ファン:
日本のシンボル。でも、ピンクの花が付いている木は全部桜だと思ってしまうことも(笑)
アメリカ担当 レイチェル:
やはり桜は日本のものという印象が強いです。ニューヨークやワシントンD.C.をはじめ「桜まつり」が開催され、日本の文化を楽しむこともあります。
■日本の桜スポットで、よく知られているところはどこですか?
台湾担当 ソウ:
新宿御苑、上野公園がよく知られています。人気の桜スポットでもあります。
韓国担当 キム:
全国の様々なスポットがよく知られています。韓国人に最も人気な観光地は大阪ですが、桜スポットでいうと東京もすごく人気。その他、青森・弘前も有名です。
タイ担当 ファン:
東京なら上野公園、中目黒、新宿御苑。大阪なら大阪城。京都なら清水寺、銀閣寺周辺、祇園周辺あたりが人気です。
アメリカ担当 レイチェル:
桜だけを目的にわざわざ行くというより、京都の清水寺や金閣寺など、定番の観光名所に行ったときに合わせて桜を楽しむ人が多いです。
■桜の関連グッズやグルメについて、気になるものはありますか?もしくは自国で知られているものはありますか?
台湾担当 ソウ:
桜の入浴剤や、桜が入っているお酒などが気になりますね。台湾の人たちは缶ビールやベットボトルのお茶が桜パッケージになることや、桜餅のことは知っています!
韓国担当 キム:
スターバックスの桜タンブラーやさくらラテ、さくらシフォンケーキなど桜味のデザート。「さくらさらさら」という桜入りのお酒も気になります!
タイ担当 ファン:
桜味のお菓子や、桜柄のパッケージの商品は気になります。
アメリカ担当 レイチェル:
桜柄のものは、買いたい人がいるかも。自分の国にはない桜餅や桜ソフトクリームは、現地で見たら食べてみたい人がたくさんいると思います。
■日本で桜を見て何をしますか?
台湾担当 ソウ:
桜単体や、自分が桜と一緒に映っているような写真を撮ってSNSに投稿します。お花見弁当を食べる人もいると思いますが、少ないです。屋台でたい焼きなどの食べ歩きができたほうが嬉しいです。
韓国担当 キム:
写真を撮ってSNSに投稿します。桜を見ながら飲食をするイメージはあまりありません。
タイ担当 ファン:
写真を撮ってSNSに投稿します。日本の桜を見にきたよ、と友達にちょっと自慢します♪
アメリカ担当 レイチェル:
写真を撮ってSNSに投稿する人が多いです。あとはお花見文化が気になる人は多そうです。アメリカでは公園などの公共の場所では飲酒禁止なので、公園でお酒を飲みながら桜を楽しむというのは素敵な異文化体験になります。
いかがでしたでしょうか?“桜”といってもその印象は国によって様々ですが、日本の魅力的な観光スポットということは共通のようです。DiGJAPAN!アプリやWEBサイトではお花見コンテンツも充実しています。
エディタにこんなことも聞いてみたい、などありましたら、ぜひこちらからご意見いただければ幸いです。
※この記事は、月1回配信DiGJAPAN!インバウンドニュースの2016年3月号バックナンバーです。