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【訪日外国人数 推移まとめ】2024年の訪日外客数総計、過去最高の3,686万9千人


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日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日外客数のトピックを、わかりやすくまとめました。
本記事で使用しているDiGJAPAN!マーケティングチーム作成のグラフは、資料等に自由にご利用ください。

2024年12月訪日外客数 概要

日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日外客数(推計値)によると、 12月の訪日外客数は、前年同月比では 27.6%増の348万9千人となり、2019年同月比では38.1%増となりました。1964年の統計開始以来、初めて単月訪日外客数340万人を突破しました。また、2024年の訪日外客数総計は、過去最高の3,686万9千人を達成しました。この数値は、訪日外客数過去最高値であった2019年の3,188万2千人を約500万人上回り、年間過去最高を更新しました。詳細はグラフとともに後述いたします。

2024年10月訪日外客数推移

 

 

2024年12月訪日外客数 市場別

2024年12月の訪日外客数は、348万9000人を達成しました。上位は、韓国、中国、台湾、香港、米国、タイ、シンガポールの6か国・地域でした。

2024年10月訪日外客数シェア

 

 

 

韓国

2024年12月の韓国からの訪日外客数は、前年同月比10.8%増の86万7,400人を記録。

為替レートがウォン安傾向になったこと等があったものの、スクールホリデーや日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便等の影響もあり、韓国からの訪日外客数は単月として過去最高を記録しました。なお、釜山~熊本間の新規就航、仁川~旭川間の復便、釜山~那覇間の増便、清州~茨城間のチャーター便の運航もされました。

 

 

中国

2024年12月の中国からの訪日外客数は、前年同月比93.4%増の60万4,200人を記録。

地方路線を含む増便等の影響もあり、訪日外客数は前年同月を上回りました。なお、西安~福岡間の新規就航、上海~茨城間の復便、上海~中部間の増便など、日本への直行便数は前月同月を上回っています。クルーズ船は、 那覇港、博多港、石垣港などに寄港がありました。

 

 

台湾

2024年12月の台湾からの訪日外客数は、前年同月比23.0%増の49万1,200人を記録。

日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便等の影響もあり、訪日外客数は12月として過去最高を記録しました。 台中~那覇間の復便、台北桃園~新千歳間の増便、台北桃園~関西間の増便などもあり、日本へ地域別訪日旅行市場の概況の直行便数は前年同月を上回っています。なお、台北桃園~宮崎間、高雄~岡山間などでチャーター便の運航もされました。 クルーズ船は、那覇港、平良港などに寄港がありました。

 

 

香港

2024年12月の香港からの訪日外客数は、前年同月比13.7%増の28万5,600人を記録。

スクールホリデーや地方路線の増便の影響もあり、訪日外客数は単月として過去最高を記録しました。 香港~静岡間の新規就航、香港~仙台間の復便、香港~鹿児島間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っています。 クルーズ船は、那覇港、鹿児島港などに寄港がありました。

 

 

■タイ

2024年12月の香港からの訪日外客数は、前年同月比16.6%増の14万6,700人を記録。

中国査証免除措置のためタイ人の間で訪中旅行への人気の高まり、日本での消費者購買力の低下等あるものの、日本各地への直行便数の増加等の影響もあり、訪日外客数は前年同月を上回りました。 バンコク~中部間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回りました。

 

 

アメリカ

2024年12月のアメリカ(米国)からの訪日外客数は、前年同月比30.2%増の23万8,500人を記録。

スクールホリデーや日本への直行便数の増加等の影響もあり、訪日外客数は12月として過去最高を記録しました。 グアム~成田間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っています。

 

 

 

2024年訪日外客数 年計過去最高の3,686万9千人!

2024年の訪日外客数総計は、過去最高の3,686万9千人を達成しました。この数値は、前年比では47.1%増、2019年比では15.6%増という大きな伸び率となっております。訪日外客数過去最高値であった2019年の3,188万2千人を約500万人上回り、年間過去最高を更新しました。

市場別23市場(韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシア、北欧地域、中東地域)のうち、2024年は計20市場が年間の累計で過去最高を記録しました。桜・紅葉シーズンや夏の学校休暇など、ピークシーズンを中心に各市場が単月での過去最高を更新し、東アジアのみならず東南アジア、欧米豪・中東においても実数を増やしたことが、年間過去最高の更新に繋がりました。

 

 

 

 

その他の市場や、詳細については以下のリンクから日本政府観光局(JNTO)の報道発表資料(PDF)をご参照ください。

 

<関連リンク>
訪日外客統計 [出典:日本政府観光局(JNTO)」

 

本記事で使用しているDiGJAPAN!マーケティングチーム作成のグラフは、ご自由にご利用ください。ご不明点等がございましたら、以下のお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。

 

 

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