訪日外国人観光客に向けたWEBプロモーション
2025大阪・関西万博開幕まであとわずか。
訪日外国人観光客に向けた様々なプロモーションを展開する中で、WEBプロモーション施策に取り組まれている自治体様、企業様も多いことと思います。
しかし、『自社メディアを多言語化してみた!でも、ページビュー(PV)数が上がらない…。』『海外に向けてプレスリリースを配信してみたけれど効果が感じられない…。』など、お悩みのインバウンド担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなときの手段の一つが「訪日外国人観光客向けWEBメディアへの広告出稿」。メディアパワーを持つ媒体に露出することで、今まで接点のなかったユーザーに見てもらうことができます。
でも、すでに様々な訪日外国人観光客向けWEBメディアがあるので、自社にピッタリな媒体はどれなのか、検討するのも大変ですよね。
そこで今回は、訪日外国人観光客向けWEBメディアへ広告出稿する際に確認したいポイントをまとめてみました。
広告出稿の目的を決めよう
訪日外国人観光客向けWEBメディアへ広告出稿する前に、目的や基準を明確にしておくとスムーズです。
一概に「訪日外国人観光客」といっても、国や言語によって好まれる広告や効果的な媒体が変わることがあります。自社の商品やサービスに合わせて、集客したい国を定めておきましょう。
『どの国に好まれるのかがわからない!』という状態であれば、まずは訪日外国人観光客のニーズと自社の商品・サービスが合っているのか、リサーチで検証してみると効果的です。
広告出稿することで得たい効果を明確にしておきましょう。
訪日外国人観光客にまだまだ知られていないから「認知を高めたい」のなら拡散力重視、「充分認知されているので、新しいツアーの予約数を増やしたい」のなら確度の高いユーザー集客重視…など、目的によって重視するポイントが変わります。
また、WEBプロモーション施策では●●がゴール、リアル施策では▲▲がゴール…短期では■■がゴール、長期では××がゴール…など、活用するメディアや期間によって、期待する効果を分けて考えると効果検証がしやすくなります。
では、以上をふまえてポイントを見ていきましょう。
訪日外国人観光客向けWEBメディアの広告出稿で確認したい4つのポイント
1.WEBメディアが海外で見られているか?
いくら月間のアクセス数が多いWEBメディアでも、訪日前に閲覧されないのであれば集客につながりにくくなってしまいます。
なぜなら、外国人観光客は訪日前に行き先や購入したいものを決めてしまうことが多いからです。
行き先リストや買い物リストに入れてもらうためには、訪日前に認知されて、検討してもらう必要があります。
そのため、訪日外国人観光客向けWEBメディアにおいては、アクセス数の内訳を確認することをおすすめします。
訪日前=海外で閲覧されているのか?海外から閲覧されているのであれば、どの国からのアクセスが多いのか?をチェックしておきましょう。
2.コンテンツはどのくらい閲覧されるか?
WEBメディア上でコンテンツ(広告)を掲載するだけだと、閲覧されるパワーが弱いことがあります。
なぜなら、WEBメディアに掲載された記事やバナーは、ユーザーが能動的に動かないと接することができないためです。WEBメディアに掲載されたコンテンツは、「WEBメディア内に設置されたリンクをクリックする」「検索サイトで関連する単語を検索してヒットする」ことで閲覧してもらうことができます。
すでに認知されているのであれば、「インターネット検索して情報を知りたい」モチベーションの高いユーザーを集客できます。ただし、コンテンツの認知が高くない場合は、そもそも知らないから検索されず、見つけてもらえない可能性もあります。
そのため、コンテンツがどのように拡散され、閲覧されているのか?のルートを確認しましょう。
Facebook、WeiboなどのSNSでコンテンツを配信したり、著名ブロガーやインフルエンサーによる拡散をするなど、ユーザーが受動的に情報を受け取る仕組みがあると、コンテンツ自体の認知が高くなくても閲覧してもらえるチャンスが増えますよ。
3.コンテンツは共感できるクリエイティブか?
コンテンツを閲覧してもらっても、外国人観光客にとって魅力的でなければ行動に影響を与えることができません。
特に中国や台湾では、あからさまな宣伝・広告に対してあまり良い印象を持ちません。広告の宣伝色が強過ぎたり、やらせと感じられると、広告出稿しても逆効果になってしまう可能性があります。
とはいっても、商品やサービスのPRができなければ意味がありません。
コンテンツをきちんと読んでもらうために、商品やサービスの伝えたい点と、外国人観光客が知りたい点をバランスよく紹介し、外国人観光客の共感を得る編集力を持っているか確認しましょう。
また、基本的なことですが、多言語翻訳をした際に機械翻訳によるわかりにくい言い回しや誤訳をしてしまっていたり、訪日アジア人に向けて作ったのに使用している写真が白人ばかりだった、など外国人観光客視点が欠けているコンテンツは共感されにくくなっていしまいます。
4.コストパフォーマンスはよいか?
集客したい国が1ヵ国なら、その国に強い1言語運営のWEBメディアを活用することもできます。ただし、複数の国や言語に情報を届けたい場合は、国別にプロモーションを行うとコストが膨らんでしまいがちです。
その場合は、複数言語で運営しているWEBメディアを活用すると、効率的にプロモーションを行うことができます。一元化することで、制作コストや効果検証など、運用の手間を抑えることができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?訪日外国人観光客に向けたWEBプロモーションのヒントになりましたでしょうか。
昭文社の運営する訪日外国人観光客向けWEBメディア「DiGJAPAN!WEB」でも、訪日外国人観光客に向けた広告メニューをご用意しています。
とは…
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認知を高めたい・集客したい国や、PRしたい商品・サービスによって効果の高い媒体は変わります。WEBプロモーションをご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。